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わたしが東芝を辞めた、たった一つの理由 [キャリアプラン]

わたし実は東芝出身です。新卒で半導体部門に入社し、データ分析やその仕組みについて考えられる機会をいただいたり、デバイス関連の最高峰の学会に通して発表する機会をいただいたりと、非常にいろいろ育てていただいて、半導体エンジニアとしてのキャリアも順調ななか、丸5年で退職しました。9年前のことです。

何で辞めたんですか?と最近聞かれるので、「いや、予言能力あるんですよw」とはぐらかしたりもするんですが、本当の理由はちょっと重くて、一言で言うと「事業に個性がなくサービス志向が無い文化が辛かった」です。

一つ例を挙げます。当時まだデバイスメーカーは10強ぐらい会社があって、intelが頭一つ抜けている状態。そんな中で「とりあえず追随する」という方針を頑なに取っていました。なので基本的やることはベンチマークと他社がやっている技術のコピー

事業に個性が無いので、求められる仕事にも個性は不要です。大人数で議論、意見が合わない時は間を取って良い議論ができたと満足する。他社ではこうやっているとか一般論に流される。そんな進め方をしているうちにintelとの差は開くばかり。自分達が一生懸命今立ち上げようとしている技術が、いま仕事で使っているノートPCのintel chipには既に乗っている。こんなペースで自分が事業を引っ張るぐらいの年齢までこの組織あるだろうか?辞めよう、、。1年ぐらい悩み、転職活動の末キャリアチェンジ先が見つかり、辞職しました。

思い返すと「問題先送り文化」とか「労働組合」とかも嫌だったのですが、一番の辞めた理由は上記です。

時代は「マスを煽って買わせる」ことからどんどん「実のあるパーソナライズサービス」に向かっています。耳触りだけのソリューション(水素水とか?)は一瞬受け入れられてもすぐにボロが出て叩かれ無くなります。誰かにはちゃんと役立つモノを作りあげる、そんなことを大事に時間を使っていこうと、東芝消滅のニュースを見ながら気持ちを引き締め直しました。
タグ:東芝
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